はじめに


実用エレキベース研究室などと大袈裟に銘打ってますが…いったい何ぞや?と。
問われて答えるならばベーシストの哲学と、それに応える為の研究とでも言えば良いだろうか。
「哲学」…ここで言う場合は意味・在り方・必要性・性質といった物を考える行為を指す。
例えば貴方に問うてみよう。

「エレキベースとは何ですか?」
「ベーシストの役割とは何ですか?」
「エレキベース、ベーシストが存在する理由は何ですか?」


この質問に対し、答えられる人、答えられない人…まずこの2パターンの人間が存在するだろう。
そして答えられた人…これも分けることができる。
即答する人、少し考えて答える人、自信満々に答える人、自信無さげに疑問符が付きそうなトーンで答える人。
よっぽど頓珍漢な回答でもない限り、多くはどれも一部の正解を指しているが、全てではなく不足している。

この手の問題は、それこそ音大なんかでクラシックや現代音楽を学んでいる人に言わせれば下らないお遊びのお話なのだろう。
しかし、多人数編成のオーケストラにおけるチェロやコントラバスの役割と、小人数編成のロックバンドにおけるエレキベースのそれは異なるのではなかろうか?

音楽とは当然、音を出すという結果が全てだ。
故にこういった哲学じみた考察は、過去蔑ろにされ続けてきたのだろう。
未だに一本化どころか、およそ定石と呼べるような回答を示している人あるいは書物等、私は未だに見たことが無い。
実際にちゃんとした演奏をしていて、世界的に認められている人ほど頓珍漢な事を口走ったりする事すら見受けられる始末。
教則本等に書かれている事は、どれもこれもそれらしき当たり障りのない実用性に欠ける物ばかりだった。

そんな物が世に氾濫している現状、考える必要性は皆無だなんて勘違いを起こす人が多数現れるのはやむを得ないのだろう。
私はその現状を疑問に思う。
故に、やってみようと思い、このページを作成する。